奇跡のタイミング
先日
仕事からアパートに帰宅すると
玄関に
私宛てに
封筒が届いており
よく見ると
法律事務所の弁護士からの封筒であった・・・
とにかく
嫌な予感しかなく
最近の自分の行いを振り返るが
思いあたる事がなく
それでも
心拍数が上がるのがわかるくらい
焦った・・・・・・
話しはかわるが
数ヵ月前
嫁が
当初は
二人で住み始めたアパートだったが
子供も2人生まれ
狭いとの事で
もっと広いアパートに
引っ越したいと希望してきた
そんなこと考えてもなかったが
確かに4人では狭いし
子供が成長したらもっと狭くなる
引っ越したほうがいいとは
思うが
ここで1つ問題が・・・
実は
私は
とても繊細な心の持ち主で
狭いとかより
このアパートでの生活の思い出が強く
離れたくない・・・
特に子供が赤ちゃんの時から
長男は6年、長女は1年
育った場所であり
数々の思い出がある
そんな簡単に引っ越したくないが
物理的には確かに狭いし
寝室も3人分の布団しかひけず
嫁の言っている事が正しいのだが・・
しかも
引っ越すとなると
引っ越しの際のお金や
現在住んでいるアパートの原状回復費用など
出費もかさむ
しかし
嫁が事あるごとに
引っ越しの話しをするので
とりあえず
仕事(農業)が落ち着く
11月に引っ越しすると約束したが
心の中では
引っ越す決意はできてなかった・・・
そこで
冒頭で触れた
法律事務所からの封筒の話しに戻る
恐る恐る
封を開け
中身を確認すると
「通知書」と書かれた
用紙が入っており
読んでみると
現在住んでいるアパートの地盤が
軟弱なため不均等に沈下する恐れがあり
オーナーの意向で一度取り壊し
新たに建て直すので
6ヶ月以内に引っ越してほしいと
書いてあった
弁護士は
オーナーから依頼された代理人として
私に通知してきたのであった
絶妙なタイミングでの退居勧告
これで
悩むもまでもなく引っ越し決定
思い出の場所が取り壊される
切なさはMAXだが
少し良い事も
オーナー側の一方的な理由による
突然の退居となるので
引っ越し費用等が支払われるらしい
一応
ヤホー(Yahoo)で調べたら
相場は家賃の6ヶ月分
私のケースではいくら貰えるかわからないが
そもそも
普通に引っ越し予定でいたので
費用の面に関しては
とてもラッキーである
いや
どう考えてもありえないくらいの
タイミングばっちりの
大ラッキーである
しかし
嫁と子供たちが寝た後に
居間で1人
このアパートでの
昔の子供の画像や動画を見て
もう少しでこの場所がなくなると
思うと
切なくって切なくって
泣きそうになりながら
寝室に戻り
癒しを求めて
寝ている1才の娘の頭をなでたら
まさかのグットモーニング
そこから泣きまくる・・・
癒しの求め方失敗!
これからしばらくの間は
感傷に浸ってます