レタスを生で食べる時代は終わった!?
6月もそろそろ終わりに近づいてきたが
私の仕事
農業(レタス)も繁忙期になり
朝3時起き
休みなしの過酷な毎日である
突然
過酷さの説明を
私の体重ですると
農業が終わる11月頃に太り始め
冬を越し農業が始まる4月には
体重80キロ
それが現在65キロ・・・
いや
自分で書いていて思ったが
過酷で痩せるより
なぜ
そこまで太るかを考えさせられた・・
話しを戻そう。
以前
少々ブログに
農作業風景をのせたが
レタスができるまでを解説してみよう!
まずは
畑に肥料を撒く
そして耕す
耕す時はトラクターとよばれる機械の後ろに
ロータリーという
たくさん専用の刃がついた機械をとりつけ
土の中に降ろしたら高速に回転させると
土を細かく耕してくれる
そしてマルチャーと呼ばれる
専用の機械でマルチとよばれるビニール
みたいなシートを
うねを作りながら張っていく
そこへ
ビニールハウスで種から育てた苗を
畑に張ったマルチに
植える
そして
出荷になるまで
草をとったり
農薬で害虫駆除や病気を予防したり
生育が悪ければ
追加で肥料をあげたりしながら
この時期なら植えてから
約1ヶ月半
出荷となる
切って並べたレタスを
サイズ別に専用の段ボールに詰める
私の家では多い日だと
700ケース出荷する
1ケースだいたい16個入りなので
1万個以上のレタスを世に送りだしてる
しかし
自然が相手という事もあり
時にはこういう事も・・
これは
数年前に雹が降り
出荷直前のレタスがぼろぼろになった画像
昨年は
野生のシカやカモシカに畑を荒らされ
数千個のレタスを食われたり
色々アクシデントは付き物である
ちなみに1ケースの値段は
需要と供給のバランスによって変動し
だいたい平均すると
1ケース1500円前後だが
私が農業を継いで10年の間の
1ケースの最高の値段は約7千円!
最低の値段は約200円・・
700ケース出荷したと考えると
約500万と約14万
さらに値段が安い時は
レタスがあまりすぎていると
いう事なので
苦労して作った
綺麗なレタスを何千個も廃棄する
つまり
畑にただすてるのである
ちなみに
来月あたり
廃棄になる可能性を秘めている・・・
廃棄ほど切ない作業はない
色々苦労はあるが
以前
ブログに書いたが
出荷時の規格外のレタスの
大量持ち帰りによる夫婦喧嘩
これが証拠の写真
これが毎日来たら
確かにねぇ・・・
なので
世間的に
新作なのかわからないけど
レタス料理に挑戦!
名付けて
レタス鍋
名付ける程の物でもなかったが
意外とうまくて
レタス鍋を食べた嫁からも
‘’レタスを生で食べる時代は終わったな‘’
と
生のレタスサラダも食べながら
意味不明な賛辞をいただき
子ども達もレタス鍋を完食
ぜひ
レタスが余りすぎて困ってたり
寒い時には
レタス鍋を!
‘’レタスを生で食べる時代は終わった‘’
らしいよ。。。