恐竜に始まり恐竜に終わる
先日の
仕事でお休みをもらい
保育園が休みの5歳の息子と2人で
お出掛けになる事に
せっかくの1日の休みなので
少し遠出しようと思い
事前に行き先を調べ
ビックな恐竜の模型が魅力的な
群馬県立自然史博物館に行く事に
ちなみに私は長野県民
当日出掛けようと思い準備をしていると
私の父親から電話があり
ちょっと手伝ってほしい事があるから
実家に来てくれと
少し遠回りになるが寄ってく事に
しかし
あと10分で到着と言うところで
やっぱり1人でできたから来なくていいぞ
との電話が・・・
まあ、春分の日という
おめでたい日だから
おおめにみてあげよう
そして、近くのコンビニに寄り
おやつを買って
車に戻ると
少し元気のない息子から
お悩み人生相談が
‘’実はおれね・・・えーとね・・・‘’
‘’どうした?保育園でなんかあったのか?‘’
‘’ちげーちげー、保育園じゃねえんだけど・・‘’
‘’実はおれさ・・‘’
はりつめる空気
流れる雲
どんな事でも受け止めよう春分の日だから
そしてついに
真相が明らかに
神妙な面持ちで
‘’実はおれさ、今日round1のスポッチャ行きてぇんだけど・・・‘’
なるほど
そうきたか
ちなみに何度も遊びに行っている場所であり
住んでるアパートから車で5分で着く
しかし
父ちゃんには
この日のために色々調べた結果が
博物館であり
ビックな恐竜が待っている
行けば絶対楽しめる自信があったので
博物館の魅力をアピール
しかし
息子にはもうround1以外の選択肢がなく
頑なに拒否
そして流れる雲をみつめ
私はついに決断した
‘’round1に行くか‘’
息子満面の笑顔
そして来た道を折り返し
3時間スポッチャで遊び
最後に
UFOキャッチャーで遊ぶ事に
これがまた私にとって試練である
5歳の息子には
キャッチする技術も能力もなく
明らかにとれないとわかっているのに
後ろでみてなければならない
結局
父ちゃんがとってやるよと
代わりに挑戦するがとれない
結局
二千円を使ってなんとかとれたのがこれ
二千円のビックカツ
そう思うと
いつもよりさらにビックに見えてきた
帰りの車中
博物館の
ビックな恐竜に会えなかった思いを込め
この高級なビックカツを
恐竜のように食べようと
息子にご提案
快く承諾し
ガオォー!ガオォー!
と
激しくビックカツを食いちぎりながら
私も息子も満足しアパートに到着
しかしそこには
1歳の娘恐竜があばれている
まさに‘’恐ろしい竜‘’のごとく
ゴミ箱をあさり、おもちゃを散乱させ
‘’まんま!まんま!‘’と
食料を要求してくる
こんな身近に恐竜がいた事を忘れていた
あまりに暴れまわるので
UFOキャッチャーでキャッチできなかった分
何度も何度も
キャッチしてやった