ブラック
28歳の時
転職をしたりで忙しい1年を過ごした
転職と言っても
新たに就いた職業は
実家の農業
小さい頃から手伝いはしていたので
ある程度作業内容は知っていた
しかし
会社勤め上がりの私が
1番最初に焦った事は
とにかく休みがない
最盛期なんて
1ヵ月の間に休みが0日
それが4ヵ月くらい続く
朝は4時に起き
夕方6時くらいまで重労働
そして
両親とともにする仕事
父親が頑固で短気で理不尽で
そんなことまでキレますか
ってくらいよく怒る
父親の考え一つで就業規則の全てが決まる
超がいくつあっても足りない
ブラックすぎる企業である
それでも
自然の中で
働く清々しさ
朝日の気持ちよさ
徐々に慣れていき
夏は奴隷のような日々だが
36歳になる今現在まで続いている
ただ
1番
ブラックな部分をあげると
長時間労働でもなく
休みがない事でもなく
一切何の対策もしていない
国籍を疑われるレベルの
日焼けした私の顔であった